医療・医学研究における患者参画とデータ保護とそれに関わる倫理的・法的・社会的問題 (ELSI)

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2021年9月17日(金)日本時間16時から、DWIH東京はフルシーナ・モルナール=ガーボル博士DFGハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞2020受賞記念イベントをオンラインで開催します。

フルシーナ・モルナール=ガーボル博士は、健康・医療法とデータ保護法をつなぐ学際的な研究の功績が称えられ、DFGハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞2020を受賞しました。その研究は、ドイツでの生物医学法の分野確立にも貢献しています。モルナール=ガーボル博士は、ほかにも生物医学の研究者などと共に国際的な携わりをもっており、また、新進分野であることから、定期的にドイツ国内やEUで専門家として助言を求められています。

イベント情報

2021年9月17日

オンライン
主催者: ドイツ 科学・イノベーション フォーラム 東京(DWIH東京)

日程:2021年9月17日(金)

時間:日本時間16:00~17:55 YouTubeでのライブストリーミング配信(オープン)
日本時間18:00~19:00オンライン会議ツールを使用したグループディスカッション(クローズド)※グループディスカッションへの参加登録は既に締め切りました

使用言語:日英同時通訳

プログラム

目的:
近年、医療の分野は、患者主体の方向に移行しています。この移行はデータ保護に関連する課題、特に個人情報が関わる場合や、その個人情報を外部の医療関連組織(診療所、研究者、医療施設など)と共有する必要がある場合、とつながっています。また、この医療の新しい流れにより、患者・市民参画(英:Patient and Public Involvement, PPI)の定義の見直しが必要となっています。
医療分野での新たな可能性を追求するためには、ゲノム技術のような新しい医療活用の倫理的・法的・社会的問題(英:Ethical, Legal and Social Issues, ELSI)を扱う政策立案者、法律家、弁護士や社会科学や倫理学の研究者などを含む新たなステークホルダーを巻き込む必要があります。

これらの移行とそれに伴う進展や課題は、ドイツと日本の両国に大いに関係してきています。研究コミュニティはすでに部分的につながりがありますが、患者さんや社会全体の便益のために今後の課題を解決するにあたり、より密な交流と協力が必要とされています。

登録(参加)方法:
講演とパネルディスカッション(YouTubeライブ配信)、およびグループディスカッションへの参加登録は上記の「登録する」ボタンから行って下さい。

グループディスカッションの参加登録(オンライン会議ツール利用、クローズド、ライブ配信なし):
対象:特に学部生、大学院生、若手研究者の方、歓迎します。
使用言語:英語 (一部の表現が難しい時などは、通訳サポートが入ります。)
ご参加希望の方は、登録フォームにご自身の研究分野または、関心のある研究分野をご記入ください。当日はご登録情報に基づき、3つの学際的なグループのいずれかにお入りいただきます。参加グループ確定後、後日改めてメールにてご案内をお送りします。(※グループディスカッションへの参加登録は既に締め切りました)

ハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞2020について

2020年の受賞者が選考委員、DFG関係者と乾杯する様子。(フルシーナ・モルナール=ガーボル博士、下から2段目中央)

ドイツの若手研究者に対する最も重要な賞とされるハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞が2020年も女性4名、男性6名の合計10名に授与されました。そのうちの一人がフルシーナ・モルナール=ガーボル博士です。
DFGと連邦教育研究省(BMBF)の指名により構成されたボンの選考委員会で受賞者が選ばれ、受賞者にはそれぞれ€20,000が贈呈されました。

コロナ禍により、授賞式は2020年11月12日にオンラインでの開催となりました。

ハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞2020の詳細(英語)
オンライン授賞式の動画(ドイツ語)