組織

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DWIH東京は世界6都市に広がるネットワーク拠点のひとつで、このネットワークの運営はドイツ学術交流会(DAAD)が担い、国内外の各種機関の監督のもとに活動しています。

DWIHの組織

DWIH東京は2010年に開設され、世界に6つある拠点のひとつとしてドイツ学術交流会(DAAD)が運営しています。ネットワークの調整を行うために、2017年にボンのDAADにDWIH本部が設置されました。DWIHの戦略を管理する評議会や、その作業機関として現地の組織運営の調整を行うプログラム委員会といったDWIHの中央機関を、DWIH本部が監督しています。

組織構造

各DWIHのディレクターは、DAADとDWIHとのつなぎ役を果たします。ディレクターはDAADが任命し、通常はその地域のDAAD現地事務所の所長が兼任します。DWIHの日々の活動は、プログラム・コーディネーターが管理します。現地の管理体制には、各DWIHのサポーターで構成される諮問委員会も含まれます。

現地の諮問委員会

Sabine Schenk

DWIH東京の諮問委員会は、サポーターと準サポーターとで構成されています。諮問委員会は、それぞれのネットワークと専門知識を活用してDWIH東京の各イベントと戦略の立案を支援し、その全体としての効果を定期的に検証します。諮問委員会のメンバーは2年ごとにメンバーの中から委員長を選出します。

2021年5月1日から、ハイデルベルク大学京都オフィスのSabine Schenk氏が諮問委員会委員長を務めています。現地の諮問委員会では、これまでドイツ日本研究所(DIJ)のSusanne Brucksch氏(2019~2021年)とドイツ研究振興協会(DFG)のJörg Schneider氏(2017~2019年)が委員長を務めてきました。

評議会

評議会は、DWIHの戦略を管理する中央組織です。政治家や研究者、企業代表者などで構成され、ドイツ外務省が議長を務めます。また、ドイツ学術機関連盟の議長が評議会の共同議長を務めます。評議会は、連邦外務省とDAADの間で毎年合意するDWIHの目標について助言を行います。

プログラム委員会

プログラム委員会は評議会の実務を担当する組織です。評議会メンバー、各DWIHのディレクター、および諮問委員会の議長によって構成され、ドイツ学術機関連盟が議長を務めます。プログラム委員会は各DWIHとの間で、評議会の目標をどのように達成するかについて合意を形成し、各DWIHと評議会との仲介者として機能します。委員会ではまた、DWIHの年間計画が提示され、話し合われ、見直されます。

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